Logo
VI
Bimini
2026/08
「Where People Arrive」
店名であるBiminiの軽快な響きと心地よいテンポ感から着想を得て、文字全体を正円を基準とした幾何学的な構成で設計しています。それぞれの文字には共通する円弧(アーク)を繰り返し用いることで、店名の持つリズムをそのまま視覚へと置き換えました。同じ曲線のルールによって構成することで、ロゴ全体に統一感と心地よい連続性を生み出しています。
幾何学図形をベースとしたモダンな印象を持ちながらも、正円を多く取り入れることで柔らかさや親しみやすさを融合。洗練されていながらも気取らず、日常使いしやすい。Biminiが目指す、親しみやすさとモダンが共存する空気感を、文字そのものの造形へと落とし込みました。
その他の展開として、シンボルマークはロゴタイプを再構築し、夜の街にぽっと灯りがともる一軒の店をモチーフに制作しました。月明かりの下、賑わう店の外観にも、焼きたてのパンが並ぶベーカリーにも見える抽象的なフォルムとしています。明確なモチーフを限定しないことで、「これは何だろう?」という小さな余白を生み出し、見る人それぞれの記憶や体験と重なっていくことを意図しています。
夜の街に灯る一軒の店は、人を惹きつけ、自然と足を運びたくなる場所の象徴でもあります。
それは、Biminiという名前が持つ「船が辿り着く島」のイメージとも重なります。目的地として目指す場所ではなく、ふと立ち寄り、気が付けば人が集まり、新しい出会いや会話、文化や食が交わっていく場所。仕事帰りにまずは一杯のビールを飲み、料理を囲みながらワインを楽しむ。店内には自然と笑い声が広がり、料理の湯気や人々の賑わいが心地よく混ざり合っていく。日常の延長線上にありながら、訪れるたびに少しだけ心が弾む。人が集い、美味しい料理を囲み、新しい繋がりや物語が自然と生まれていく。
Biminiが目指すのは、そんな"人生のどこかで辿り着く島"のようなレストランです。
その風景を、シンプルな造形と心地よいリズムの中に込めました。





