Logo
VI
Bimini
2026/08
「Faces of Bimini」
Biminiという場所を形づくる「人」にフォーカスしました。生産者、料理人、ベーカリーの職人、サービススタッフ、そして訪れるお客様。Biminiは料理を提供する場所である以前に、さまざまな人が出会い、繋がり、新しい時間を育んでいく場所です。
ロゴタイプは手書きをベースに制作し、ビストロらしい温かさや親しみやすさを表現しています。一方で、流れるような筆記体ではなく、一文字ずつ独立した文字として設計することで、Biminiという言葉が持つ軽快なリズム感を視覚的にも表現するとともに、ロゴとしての視認性や可読性を大切にしました。線には人の手で描いたような自然な揺らぎを残しながらも、文字としての骨格は丁寧に整えることで、ラフさと洗練が心地よく共存するバランスを目指しています。
また、このロゴタイプは展開性も考慮し、文字を再構築することでシンボルマークへと発展できる設計としています。シンボルは、人の横顔を抽象的に表現したフォルムです。見る人によって、帽子を被った生産者や料理人、ベーカリーの職人、おしゃれをして食事を楽しむお客様など、さまざまな人物像を想起させます。明確な答えを示さないことで、それぞれの記憶や価値観と自然に重なり、「これは誰だろう?」という小さな余白を残しました。その曖昧さは、Biminiという場所に集う人々の多様性そのものでもあります。
生産者から料理人へ、スタッフからお客様へ、そして隣り合うテーブル同士へ。
美味しい料理をきっかけに人と人が繋がり、新しい会話や文化が生まれていく。
この店に関わるすべての人が、それぞれの物語の主役である。
そんなBiminiのあり方を、一人の人物にも、さまざまな人にも見えるシンボルの中に込めました。




